「性について考える」をテーマとした高校の授業に参加してきました！

今回私は、都内にある高校の1年生と2年生を対象とした「性について考える」がテーマの選択制の授業に、当事者として参加してきました。

ゲイの当事者と初めて会ったという生徒さんが多かったのですが、興味を持って授業に参加してくれて想像以上にたくさんの質問をしてくれました。学生さんの前でゲイ当事者としてお話しすることが初めてでもうドキドキでしたが、参加された学生さんの好奇心と知識欲に助けられ、私自身も考えながら対話をすることが出来たと思います。

ディスカッションのテーマは「男らしさってなんだろう？」でした。生徒さんからは様々な意見が飛び交い、セクシュアリティについて今までと違った目線で考えることが出来た貴重な時間となりました。

ディスカッションの時のある意見で、海外では同性婚が認められている国がたくさんあるのに、どうして日本では認められないのか。日本は様々な宗教などが混在していて受け入れる文化があるはずなのに、どうしてLGBTの受け入れが進まず同性婚は認められないのか。それは、みんな同じことが安心、という日本人の考え方にあるのではないか、という意見がありました。

私も確かにその通りだと思う一方で、やはりLGBTの存在が身近にあり普通に過ごしている人たちであり何かをされる訳でもなく安心な人たち、ということが分かってもらえれば受け入れが進むのではないかと思いました。やはりLGBTについて正しく知ってもらうことが、お互いにとって大切なのだと改めて思い返すことが出来ました。

学びの多い学生時代の皆さんとこういった時間を共有出来たことが、とても嬉しいです。今後もこういった活動に携わっていきたいと思います！