短歌(解説編)

こんにち!
このところパン続きのみくですヽ(・∀・)ノ

さて先日私のブログ記事で短歌のお題があったのを覚えていますか?
https://npojlga.or.jp/volunteer/archives/2299

制服が
嫌と嘆きつ
経る月日
辛くとも着る
言われるままに

制服って窮屈ですよね。
スカートの丈の長さにうるさかったり。
学ランの詰め襟留めないといけなかったり。
嫌でもそれで3年間なり6年間なり過ごさないといけないわけです。
先生に言われるので辛い思いをしながらも従います。

そのくらい解説なんてされなくても分かるわ!
と思ったそこのあなた。
本題はここからです。
この短歌には折句(おりく)という技法を使いました。
折句とは平たく言うと「あいうえお作文」のことです。
この和歌をひらがなにしてみましょう。

せいふくが
いやとなげきつ
へるつきひ
つらくともきる
いわれるままに

ここで各句の最初の文字だけ見てみると?

せ○○○○
い○○○○○○
へ○○○○
つ○○○○○○
いわ○○○○○

性別違和!

性別違和だから制服が嫌だったんですね!
スカートの丈がどうとか詰め襟がどうとかではないのです。
女子はスカートで男子はスラックス。
こうあるべきという社会の圧力。
制服が嫌な理由がまるで違ってきますね!

ということで先日の問の答えは「性別違和」だからでした。
当選者はいないようですね~。
残念ヽ(・∀・)ノ

以上短歌の解説でした。
楽しんでいただけたら幸いです。

※第5句だけ「いわ」の二文字を折句にしていてズルいじゃないか!というツッコミは心の中だけに留めておいてくださいね。

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