

2025年という転換期を迎え、世界は「ポストSDGs」から「ESG」と「ウェルビーイング」の時代へと移行しました。社会は“多様性を理解する”段階から、“多様性とともに創造する”段階へと進化しています。私たちは今、「人」と「AI」、そして「社会構造」そのものが調和しながら、新しい共生モデルを模索する時代に生きています。
CialFrame(シャルフレーム)は、2005年に日本で初めてLGBT(LGBTQ+)とSOGI(性的指向・性自認)の総合支援を掲げて誕生しました。当時、「LGBT」という言葉さえ一般には知られていませんでしたが、私たちは“理解されない現実”を“希望の構造”に変えるために歩みを始めました。
20年を経た今、CialFrameは単なる支援団体ではなく、「多様性 × 教育 × 経済 × 倫理」を結びつける社会OS機関として進化を続けています。
私たちは、「SOGIリテラシー®(性の多様性の理解)」を基盤に、一人ひとりの“存在そのもの”を尊重する社会教育へと拡張しています。教育・企業・自治体・AI社会をつなぎ、ESG(環境・社会・ガバナンス)の視点を取り入れながら、誰もがウェルビーイング(幸福・調和・持続可能な生き方)を実感できる新しい“共創型経済モデル”を設計しています。
その中核となるのが EESa!プロジェクト。関わるすべての人・企業・地域が、自分らしさを発揮しながら互いを高め合う。「競争」ではなく「共創」によって社会をアップデートする取り組みです。
CialFrameはこれからも、制度や立場を超え、“すべての存在が調和的に生きられる社会”を実現するために歩み続けます。そして、この変化の時代を共に創る仲間として、あなたの一歩を歓迎します。
2025年10月
一般社団法人CialFrame
代表理事

二児の母。恋愛観が人と異なることで、過去には人として欠陥品なのかと悩んだ事がある。自身の半生から「本当の意味で誰にでも住みやすい社会とはなにか。この経験を生かし大きな意味で人の役に立ちたい」と考えてきた。学生時代にレズビアンとトランスジェンダーから告白されたが、それより何年か後の大切な人のカミングアウトに心底驚いた。人生をかけてセクマイの問題と向き合おうと思うきっかけとなった。

静岡県出身。学生の時に同性の友人から告白をされる。その後、仲の良かった友人からのカミングアウトを違和感なく受け入れたことで、本人を含めた周りから疑問の声が上がった。その反応が意外で、社会に対して、「受け入れることを疑問に思わないでほしい。正しい知識をしっかりと知って欲しい。」と思い活動するようになる。趣味はドライブ。

