ご挨拶(2020.6)

2020年という大きな節目の時代を迎え、SDGsの考え方や取り組みも積極的に発言されるようになり、社会は多様性の必要性を「認知」する時代から「受容」し、寛容にそれを受け入れ、調和に繋げていこうという時代になりました。

CialFrame(シャルフレーム)は(旧一般社団法人日本セクシュアルマイノリティ協会)、2005年に、LGBT(LGBTQ)の総合支援団体として日本で最初に創立いたしました。 私を含む初期メンバーがこの団体を立ち上げた当時の日本では、「LGBT」という単語は全く一般的ではない時代でした。

CialFrameでは、設立当初めざした形、個性を生かして「イノベーション」を作り続けられる環境を、今までの経験と「EESa!プロジェクト」を通じて実現してまいります。
その中心となるEESa!プロジェクトとは、関わる全ての人に新しい価値を提供する、「コミュニティ型多様化促進プロジェクト」と位置づけ立ち上げております。

2020年、CialFrameは総合支援団体から一歩進み、みんなで笑顔になれる環境を整える団体へと進化しました。創立15年を踏まえ、今後様々な性あり方を含む、多くの方々にとって、今よりもっと過ごしやすく自由な選択をできる環境が整っている社会を実現すべく、活動していく所存です。

2020年6月20日

一般社団法人CialFrame
代表理事