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LGBT(セクシュアルマイノリティ)検定

みんなの声から生まれた、『学んだ証』

協会の活動の中で、2015年以来お仕事をされている方や、企業にお勤めの方に
セクシュアルマイノリティの勉強会やお話をする機会が増えました。
その中で「協会で学んだという証明をもらえますか」
「様々な性の方に安心してもらえる、伝わりやすいものがある方が、サービス提供側も嬉しい」
「協会のロゴを名刺に掲載してよいですか?」等という
ご意見やご要望を多くの方からいただいていました。

また当事者の方からも、「勉強をした、ということがわかる目印があればより話しやすい」
「実際うちの企業でも取り組み始めたが、個人のレベルでは相変わらず『本当にいるのかな?』と
言われるので、個人の意識を変えて欲しい」「自社に相談ができる機関があっても怖くて使えないから、
協会がなんとかして欲しい」「身近に当事者がいるので、学んだ事が伝わりまた学ぶ事ができて、
他の人の役に立てるものが欲しい」「子どもの為に何か分かるしっかりしたものを取っておきたい」等というお言葉をいただいてきました。
介護の現場からは、早急に対応してほしいというお声もいただいております。

その様な背景の元、基本的な知識と考え方が学べる機会、また一度学んだだけで終わって
しまわない様定期的なお知らせや学びの場を、能動的にご案内できる機関を作ることで、
絶えずセクシュアルマイノリティと向き合う機会が与えられる仕組みを作る必要性を感じました。

また、協会の12年の活動を通じて世の中のセクシュアルマイノリティの方々が抱える悩みは、
当事者でなければなかなか理解されないことも多く、故意でない場合でも当事者の方を
深く傷つけてしまうケースが多くあることを実感しています。

そこで、セクシュアルマイノリティの方がより住みやすい社会を創るためには、
どうした時に困ったり悩んだりするのかなどを知ってもらうことがまず一番大事であり、
偏りのない知識を身につける事が、全ての性にとってフラットで、
選択肢のある環境を作るために必要な事だと思いました。
先述した皆様のご要望の元、社会と支援者(便宜的に支援者と表現させてください)と
当事者を繋ぐ架け橋になればと、この検定を作りました。

もちろん、様々な課題と向き合っていく上で、私たちの提供する内容だけが全てではありませんし、
また、検定の結果が個人の心理的な理解度を測るものではありません。

しかし、実際抱えている課題を知ることで周囲が出来る支援は多くあるのも事実であり、
なるべく多くの方が興味をもってくださればと考え、 今回の検定を実施しております。

アライを増やす意味

端的にお伝えすると、「すべての性が、安心して便利に暮すため」です。
「安心して便利に暮らすため」には「様々な場面での選択肢」が必要になります。
セクシュアルマイノリティは様々な場面で選択肢が少なかったり、
そもそもそこに選択肢がなかったりします。
相手を理解しようとすることはどの性にも限らず、人が社会生活をしていく上でとても大切で
重要なことだといえます。

セクシュアルマイノリティは、見えにくい部分が多くある為に起こる困難も多く、
そういった事実を知る人がより多く居る事で、人生における「選択の幅」は広がり、
「安心して便利に暮らす」事が実現されやすくなると考えます。

「検定」である意味

「検定」という言葉から多くの人に共通してイメージされることは、おおよそ似ています。
多くの人が共通してイメージできるので、社会全体が自然に関わることが出来る。
多くの人が身構えずに関わることが出来る。
それが「検定」という表現の最大の魅力だと考えます。

“偏見はないけれどセクシュアルマイノリティに無関心”な方が、
「学ぼう」「何だろう?」と思える入り口になれば良いと考えています。

検定で、セクシュアリティを全て正しく語る事なんてできるの?答えは「NO」ですが、
検定という分かりやすい指標を作ることで、様々な角度から
セクシュアルマイノリティに関わる方が増えていきやすいと考えています。

身近で分かる人が分かってくれればいいという考え方もありますが、
より多くの方が関わることで社会は変わっていくと考えます。

多くの方が関わりやすい環境を作ること。
それが「すべての性に安心な、フラットな環境」を作るために必要だと思います。

検定の対象の方

主に学校関係者の方、人事の方、個人事業主の方、接客業の方、士業の方、企業の方を
想定しております。
セクシュアルマイノリティの事を知り、そしてその選択肢の一助として、
また、支援者として社会の中でセクシュアルマイノリティと関わりたいけれど
何をしたらよいかわからない方、お仕事に関わらない方も受講いただけます。
(検定は全3回、合計約6時間の講義を受けていただくことが条件になります。)

検定を利用して欲しい場

・例えば教育関係の場所です。
 学校関連の施設で一人でも取得者が居て、それが見えるようになっていたら、
 話をしやすい人はきっといると思います。
 教育関連の施設だけ見ても日本全国で約5万以上あります。
 (幼稚園・小学校・中学校・高等学校などです。)
 ※参考:総務省統計局 http://www.stat.go.jp/library/faq/faq22/faq22a01.htm

・例えばサービス提供の場です。
 お客様と接するサービス提供者の方に活用してもらうことで、
 日常生活の様々なシチュエーションでの選択肢が広がります。

・例えば企業です。
 人事の方に利用してもらうことで、様々な性の方が仕事に従事しやすい環境の
 ヒントを考えてもらえるようになると思います。

検定が目ざすところ

「検定」を実施するにあたり、協会が目指すところは「すべての性に、ひとりじゃない安心を」
感じてもらえる環境を作りあげることです。
その為には、様々な場面で当事者が最適なサービスや進路を選べる事が必要で、
その選択肢を多くする為にはより多くのアライ(理解者・支援者)が必要です。

例えば家を借りるとき・学校を選ぶ時・旅行に行く時・家に業者を招く時…
その担当者が検定バッジをつけていたら「ちゃんと検定を受けた人なんだ」ということが分かります。

本で読んだ知識は人により差があります。
もちろん本の知識は素晴らしいものですが、検定を受け、一定量学んだことが見えていることは、
そのサービスを利用する当事者にとっては選択の一つの判断材料にしてもらえます。

そして様々なシーンで、セクシュアルマイノリティと関わる方、先程の例で言うならば、
学校の先生・旅行代理店の方・不動産会社の方や管理会社の方を始め、
多方面の方がアライであることを客観的に示すことで、「すべての性に、安心な仕組み」を
循環的に作っていきます。

さらには、検定を取得しお仕事をされている方に対してのご意見等がございましたら、
協会がその方にお知らせをすることで、当事者が安心してサービスを受けることができる
好循環が生まれる事を願っています。

※検定取得者のサービスや対応、品質を保証するものではございません。
※当協会では、国連(国際連合)にて使用されているLGBTという表現にて統一しております。
http://www.unic.or.jp/activities/humanrights/discrimination/lgbt/

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