住宅購入について その7

前回のお約束通り、賢い借り方/返し方についてご案内します。

◯借りられるだけ借りない
・予算はライフプランニングをして決めること
・人生に占める住宅費の割合を考える
前回の復習ですね

◯頭金は最低限に抑える
・手元にお金を残せる
・団体信用生命保険のメリットを残せる
・住宅ローン減税を最大限受けられる
という理由からです
・頭金を入れるのと繰上返済するのは意味は同じ
ですから、いざとなれば繰上返済すればいいのです

◯借入期間はできるだけ引っ張る
・縮めることはできても延ばすことはできません
・特に今は金利が低いので、長く借りても利息の総額はそれほど変わりません

◯固定金利より変動金利
・単純に変動金利のほうが金利が低い
・実際に変動金利で借りても変動していない
・変動→固定の切換は手数料がかからない
・いざとなれば繰上返済すればいい
という理由からです。

お勧めの方法は、固定金利で借りたシミュレーションをして予算を組み、実際には変動金利で借りることです。すると予算では月々12万円の返済が実際には月々10万円となり、浮いた2万円を貯蓄運用できます。
これが繰上返済の原資になるわけです。

◯浮いたお金は賢く運用する
・頭金を入れすぎずに残したお金
・固定金利の予算と変動金利の返済額の差額
を運用すると効果的に返済資金を作ることができます。

現在の変動金利は低いところで0.5~0.6%ほどですから、年率1%で運用できるだけでも、住宅ローンの返済に回すより運用した方が得ということになります。
もし万一金利が上昇して返済額が増えてしまったら…運用してきたお金をぶつけてローンを相殺してしまえばいいのです。

では、この低金利時代に年率1%以上で運用できるものがあるのでしょうか?
実はおおっぴらには書けませんが色々あります。

以上、ここまで住宅購入についてお話してきました。

もっと詳しいこと・具体的なことを知りたい方は、ぜひ個別相談にいらしてください。特に、ライフプランニングを行うと見落としがちな落とし穴に気づくことができます。

ご相談はこちらまで(^^)
takanori.n@jlga.or.jp

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