グラデーションの中にあるやさしさ

おはようございます。中村です。

駅のホームにある階段、だいたい「のぼり」「くだり」と天井から吊るされていたり、階段に矢印が書かれていたりしますよね。

上る人しかいなくてもみんな揃って「のぼり」の方の階段だけを上って「くだり」ががらんと空いているのを見ると、日本人の律儀さや生真面目さを感じて、嬉しくもあるのですが、“縛られているなあ”と思ったりもします。

「下る人がいるときは右側から空けてね」くらいの意味に捉えて、空いているなら進んで使った方が後ろの方々のためにも良いと思うのです。

みんなの共通理解さえあれば、本当はもっと自由でよくて、歩く道幅を人に決められることなんかなくて、だからこそ思いやりが生まれるものじゃないかなと思うのです。

グラデーションの中にこそやさしさがある

そう思う朝でした。

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