1本の水から。

「日本ではどうして家のそばにペットボトルの水が置いてあるの?」

最近、外国人の友達からそんなことを言われて戸惑いました。
もちろんネコよけなんだよと答えはしましたが、そもそも本当に効果があるものなのか、なぜ住宅街ではこぞってやっているのかは謎でした。
(近所のネコは壁になったペットボトルの側をノソノソ歩いてました)

たぶんこれは一種の”ブーム”だったんだと思うんですよね。

日本はご存知の通り、大きなブームカルチャーです。
老いも若きもブームを追いかけて、生活にそれとなく取り入れていく。

たぶんあの水たちも、ご近所さんがやっているからきっといいものなんだわ。
そう思って取り入れてみたという人も多いんじゃないかと思うんです。

その根底には、和を重んじる文化や風潮があるから、ひとつブームが起きれば、
和から外れまいとして受け入れていく習性があったりするんでしょうけど。
(詳しくないので割愛させていただきますが)

日本は、そういった文化の受け入れという点では秀でていると思います。
クリスマスがあって、お正月に神社に行って、人が亡くなるとお寺なんかに行ったりして…色々ミックスしているっていうのはよくある話ですが、ハロウィンや他の国の文化も、じつに上手に取り入れてそれを新しい文化にしていってると思うんですよね。

昨今、LGBTもブームのひとつと言われています。
ブームというには浸透率が低いですが、確かにムーブメントや活動は昔に比べ多くなりました。
だったらこのブームがどんどん拡大して、それがいつか文化になり、普通に根付いていってほしいものですよね。ネコよけのペットボトルの水のように。

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◼︎日本セクシュアルマイノリティ協会の
ボランティア活動

ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して、一緒に活動をしてくれるメンバーを募集しています。

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参加希望の方はこちらからご連絡ください。

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